バリアフリーを意識した住宅とは

住宅建築では様々な手法が採用されていますが、その中でも少子高齢化に対応するための手法としてバリアフリーがあります。
バリアフリーとは障害者や高齢者と言った社会的弱者と呼ばれる人達が、快適な生活を送れるように障壁を取り除いていくことを言います。
具体的には段差を無くすことや、車椅子でも通行しやすくするためのスロープを設けたり、出入り口の有効幅を広げるといった方法があります。
住宅にバリアフリーを採用するには、玄関へのアプローチを階段ではなくスロープにすることからはじめ、玄関では極力段差を抑える手法が取られます。
古い建物では和室にある敷居や、ドアの枠が段差となっていますので、敷居を取り除きフラットなフロアを採用することも必要です。
トイレでは座ったり立ち上がったりということも高齢者には大変な労力となりますので、方向転換をしなくても良い設備機器を導入することも大切ですし、できるだけトイレの面積を大きく取ることも大切です。
注文住宅の場合には間取りプランからバリアフリーを意識していくことができますので、高齢者のために移動しやすい動線を確保することも可能です。
バリアフリーを取り入れれば、高齢者だけではなく健常者であっても快適な空間を実現することができますので、現在のマイホームプランでは最低でもフラットフロアを採用するようになっているのです。
マイホームを新築するには、ローンの支払いを考えると30代後半からが適した年齢となってきます。
新築時には若さがありますが年齢と共に体力も落ちてきますし、いずれは高齢者の仲間入りをすることになりますので、若くてもバリアフリーを意識した設計プランが必要となるのです。
バリアフリーは特定の人に対する基準になっていますが、その考え方をさらに広範囲にしたものがユニバーサルデザインとなります。
ユニバーサルデザインとは、障害や能力に関係なく誰もが同じように使えることを目指していますので、バリアフリーを発展させた考え方となりますが、住宅に採用することで快適性を高めることができるのです。

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